SSブログ

73歳、孫と共に高校卒業 不慣れなパソコン授業、足の骨折乗り越え [その他]

73歳、孫と共に高校卒業 不慣れなパソコン授業、足の骨折乗り越え

足かけ50年の春が来た-。佐賀市久保田町新田の陣内シヅ子さん(73)が今月、同市の佐賀北高通信制を猛勉強の末に卒業した。不慣れなパソコン授業でも懸命に学び、足の骨折などのアクシデントも乗り越えた。孫で同高普通科の沙百合さん(18)と同じ年に門出を迎え、一生の思い出となった。 55歳「母」が短大を首席卒業 全科目「秀」 受験生の長男きっかけ  6人きょうだいだったシヅ子さんは、15歳で嘉瀬中(現昭栄中)を卒業したが、経済的理由で高校進学を断念。得意だった洋裁の専門学校に進んだ。しかし、諦めきれず、洋裁を学びながら1964年、21歳で佐賀北高通信制の門をたたいた。念願はかなったが、68年に結婚して生まれた2人の子育てに時間をとられ、当時は中途で断念。子どもたちが独立し、2012年4月に再入学していた。  2度目の高校生活で大きな心の支えとなったのが、同高普通科を今月1日に卒業した孫の存在だったという。「沙百合と一緒に卒業したい」。昼間は洋裁の仕事をし、夕食後に3時間ほど勉強して課題を仕上げた。難問の解き方を教わるため、鳥栖市の長男清治さんを訪ねたこともある。  学業以外でも壁にぶつかった。前期試験を控えた12年9月、買い物中に段差でつまずき、左足のつま先を骨折。しばらく車いす生活を強いられたが、月2回の登校日は次男竜美さんの妻が高校に送迎してくれた。13年3月には白内障で目を手術。勉強時間を減らして乗り越えた。  6日に通信制の卒業式があり、沙百合さんと長男夫婦が駆けつけ「おめでとう」と祝福してくれた。通信制145人中、最年長の卒業生だった。とりわけ“同窓生”となった沙百合さんの「おばあちゃん、よく頑張ったね。一緒に卒業できて良かったね」の言葉がうれしかったという。  21歳から半世紀後、ようやく手にした卒業証書。シヅ子さんは「うれしい気持ちとほっとした感情が半々」とかみしめている。


いいですね。
いつまでも向上心は持っていたいものです。
行きたいな~やりたいな~だけでは決してできたもの
じゃないと思います。
自慢のおばあちゃんですね。


2016-03-23 13:44  nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。